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算数・数学の勉強について

算数・数学に限りませんが
意味を理解することが大事です。

例えば「速さ、時間、距離」の意味を理解せずに、
答えの出し方を暗記させるようなご指導は、通常はしません。

そんなことは当たり前と思われる方は良いのですが、
現実は そうではないようです。

答えの出し方だけ知っていて
速さの意味を説明できないというのは、
浅い実用には使えるかもしれませんが
数学の勉強としては意味がありません。


また、一時期「台形の面積の公式を教えなくなった」と
テレビで やたら騒いでいましたが、その方たちは
意味を考えずに暗記するタイプの人　かもしれません。

というのは、台形の公式なんてものは
原理だけ覚えておけば　覚える必要もないものです。

公式というのは、覚えたい人が覚えることは構いませんし
普段から使っていれば　不要でも覚えてしまうものです。

しかし、数学をキチンと勉強している人は
公式を忘れても大体は原理を用いて導きだして解けます。

公式を忘れると何も出来ないとすれば
意味の無い勉強をしている人ということになります。



受験目的に偏った教師・講師（または教科書・参考書）
というのは、受験のためにツマラナイものを暗記させようと
したり、逆に受験の点数にならないからという理由で
大事な事柄に たっぷり時間をかける事をしない、
そういったものかと思います。

私の授業では重要と思う内容や、
生徒さんが気になる内容などは なるべく扱っていきます。
ですが特に変わった授業をするわけではありません。
当たり前のことを普通に真面目に勉強しようというだけです。


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意味を理解せずに勉強している例

自分の学年よりも先取り学習をしている生徒さんにも
問題のあるケースがあります。

「＊＊式学習法」などで どんどん先に進み
高校の内容をやっている小学生なども いると思います。

世間的には「すごい難しいことをやって頭がいいね」などと
思われがちですが、もし定義や論理を全く理解しておらず、
計算規則を覚えているだけなら、止めた方がいいでしょう。

また他にも、自分の実力を無視して、
不相応な問題集・塾・勉強法に手を出している人も
たくさんいると 思いますが、他人と比較や競争をして、
間違った方法をとるなら、数学を習得することは出来ません。

当方では、間違った勉強の補助は出来ません。


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真面目にコツコツと

数学が出来ない方の中には、
甘い言葉や宣伝文句に踊らされて、
インチキな近道をしようとして何度も失敗を繰り返して　
結果的に時間を無駄にしてしまう人は多いと思います。

少なくとも小中高の数学については
必要な時間をかけて　順番に習得していくしかありません。
難しい問題を飛ばすのは構いませんが、
基本問題を飛ばすのはいけません。


また、いろいろな問題が解けるようになる
「魔法のような考え方のコツ」を教えてもらえる、
といった甘い考えで数学を考えている人は いけません。

長い時間の少しずつ少しずつ試行錯誤して
数学の学力は上がっていくものです。
自分で考える姿勢がなければ、
いくらお教えしても 身につきはしません。

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